こんにちは。よしけんです。
先日は理学療法士国家試験でしたね。
合格した方は、晴れて理学療法士として働くことになりますが、期待と不安が入り混じってますよね?
・どんな職場だろう?
・患者さんと上手くリハビリできるかな?
・先輩や同僚と上手く付き合えるかな?
・社会人として初めてお給料がもらえる!
・理学療法士としてスキルアップしたい!
などなど、いろんな思いがあるでしょう。
私は理学療法士になって10年目に入ろうとしています。
今でも覚えていますが、新人の頃って、心身ともにめっちゃ疲れるんですよね。
・初めての通勤
・初めての患者さん
・初めての責任
・初めての人間関係
・初めての書類業務
・初めての会議参加
・初めての飲み会
など、初めてだらけです。そりゃ疲れます。
職場に慣れるだけでかなりの労力を使うんです。理想と現実のギャップもあるでしょう。
社会人はいろんなストレスを抱えることになると思います。ストレスで休職や退職を余儀なくされる友人も何人も見てきました。
あ、決して脅そうとしてるわけじゃないですよ?笑
医療サービスを提供する素晴らしい、そして誇らしい職業なんです。
その反面、医療人ゆえにストレスを感じやすい職種でもあるので、新人理学療法士はストレスを上手く回避していくスキルが必要になります。
そのストレスを少しでも軽くできればと思い、この記事を書いています。
私は急性期病棟、回復期病棟、訪問看護ステーションと勤務を経てきた中で、新人や学生の指導も幾度となくやってきましたので、参考にはなると思います。
そこで、新人理学療法士のあなたが実践すべきストレス回避&スキルアップ方法を、ランキング形式で紹介していきます。
第5位 気の合う同僚、先輩を見つける
これはストレス回避の方法の一つです。
長期的に仕事をしていく上で、気の合う同僚や先輩を見つけることはとても大事です。
ほぼ毎日顔を合わせるので、気の合う同僚や先輩と話すことで、ストレスも感じにくくなります。
反対に、気の合わない人とは関わってもストレスが溜まるだけです。そういう人とはできるだけ関わらない、距離をとるといった工夫が必要です。
第4位 ひたすら相談する
これはストレス回避とスキルアップ両方に関わることです。
新人にとって、初めての職場は分からないことだらけです。何が分からないのかも分からない状態です。
そんな時は、すぐ先輩に相談。迷ったら相談。何もなくても相談です(笑)
私はあまり相談せずに自己消化するタイプだったので、先輩と絡むことが少なかったと思います。
先輩からすると、そんな後輩はあまりかわいく見えないようです。
相談されて嫌な先輩は少ないと思います。(しつこいのはダメですよ。)
明らかに相談されて嫌な表情をされたら、もう相談しなくていいだけの話です。
新人だからこそ相談するのは許される、という空気もあるので、存分に先輩を使ってやりましょう!
第3位 職場の特徴を知る
これはスキルアップに関わる項目です。
理学療法士が働く場所は、近年格段に広がっています。
医療機関、施設、デイサービス、訪問看護、学校、整体院、役所など、上げればキリがないほどあります。
一言でリハビリテーション、理学療法といっても、働く場所によって目的や意味合いが変わってきます。
私の場合で例えると、新卒後は急性期病院に就職し、急性期病院におけるリハビリテーションや理学療法の目的としてまず挙げられるのが、「廃用症候群の予防」です。
患者さんは体調不良や病気で入院しているわけで、手術をした患者さんだと痛みのため活動量が落ちて身体が弱るといった、廃用症候群に陥りやすい状況にあります。
急性期病院では入院期間は大体2週間、長くても1ヶ月程度なので、その期間でも十分廃用症候群に陥る危険があります。
廃用症候群のまま退院すると、家での生活が大変になるかもしれません。
そこで、廃用症候群に待ったをかける存在が、理学療法士なわけです。
痛みをできるだけ少なくするような動作指導や、リスク管理を徹底しながら運動負荷をかけて、患者さんの身体が弱らないようにしていきます。
入院前の状態にできるだけ近い状態で退院することがいかに大事か、ということが分かるのが急性期病院の特徴です。
当然、回復期病棟や訪問リハビリなど、職場が変わることで目的も変わります。
所属する職場の特徴を知っておかないと、いざ患者さんを目の前にした時に自分が困ります。
なので、職場の特徴を知ることは、とても大事です。
第2位 新人教育プログラムを終わらせる
こちらはスキルアップに関わる項目です。
理学療法士の大半は、日本理学療法士協会と、居住の都道府県の理学療法士会に所属することになります。
協会にはキャリアアップの過程として、認定理学療法士、専門理学療法士という資格がありますが、その資格を取得するためには新人教育プログラムを修了しておく必要があります。
協会入会後、最短1年でプログラムは修了できますので、早めに受講するのがおすすめです。
第1位 SNS、ブログ、YouTubeで発信力を磨く
え?1位がこれ?
と思う方もいるかもしれませんが、本当です。
キャリアアップをして理学療法士としてのスキルを磨いていくことも重要ですが、それと同じくらい、これからの時代は個人の発信力を磨くことが必要です。
私は病院勤務時代、職場には何十人と先輩がいて、年功序列の世界でもあるので、その中で役職について職場内でキャリアアップを図るのはハードルが高すぎると思い諦めました。
しかし、理学療法士として生きていくことを選んだので、個人でも生きていける力を身に付けたいと思っていました。
個人の力、発信力というのは、他人への影響力と言ってもいいでしょう。
他人への影響力が高ければ、あなたの意見の賛同する人も多くなり、あなたに商品価値が生まれることになります。
商品価値が生まれると、あなたの商品を買いたい!と思う人があなたにお金を払います。
学会やセミナーの講師でもいいでしょうし、ブログやYouTubeで稼ぐのもいいでしょう。
その個人の力、発信力を磨くのに有効だと思うのが、SNS、ブログ、YouTubeでの発信です。
これらはやろうと思えば無料ですぐに始められますし、頑張っている人は生きていくためのお金もそれらで稼ぐことも十分可能です。
最悪、理学療法士として働くのがつらくなり、辞めたいと思った時でも、この発信力があれば辞めた後でも楽に生きやすくなるはずです。
私がそれに気づいたのはつい最近です。もっと早くやっておけばよかったと後悔しています。
SNSは、例えばTwitter、instagram、Facebookなどがあり、アカウントさえ作ればすぐに始められます。
ブログは無料で始めるならlivedoorブログやアメブロなどから始めてもいいでしょうし、有料で人気なのはWordPress、はてなブログなどです。
YouTubeもアカウントさえ作ればすぐに始められます。
なので、ぜひ今のうちからSNS、ブログ、YouTubeを頑張ってほしいです!