国家試験対策

54回 共通 6 理学療法士国家試験 解答と解説

 

 

▶︎解答
1

 

▶︎解説
問題文を読み取るポイントとして、「運動麻痺はないが、歩くとすぐによろけて物につかまっていないと立っていられなくなり、、、」という点から、協調運動障害や平衡障害が出現している可能性があり、小脳病変を疑うことができれば、CTの断層面の高さと小脳の位置から、答えが導き出せます。

消去法で考えてみると解きやすいかもしれません。
まず2.3.4の選択肢は明らかに病変の位置が小脳と違うため、残りは1と5。
5のCT画像も大脳皮質と分かるため、1が答えになります。

詳しい解説は以下の通り。

1. 断層面は脳幹(橋中部)レベル。画像の中心に橋があり、橋の後面にある小脳に病変あり。

2. 断層面は基底核中脳レベル。頭頂葉あたりに病変があり、運動麻痺の出やすい被殻や視床を避けられているが、頭頂葉特有の障害は高次脳機能障害であり、動作時のふらつき症状の出現は考えにくい。

3. 断層面は視床レベル。視床あたりに病変あり。片麻痺、頭痛、感覚障害などが代表的な症状。

4. 断層面は視床レベル。被殻あたりに病変あり。症状としては、片麻痺、頭痛、感覚障害などが代表的な症状。

5. 断層面は大脳皮質レベル。後頭葉あたりに病変あり。症状としては、半盲や失認などの視覚障害が出現しやすい。

 

参考図書

 

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