リハビリ

解剖学、運動学、生理学 どうせ忘れるんだから、無理に覚えなくていい

先日、こんなツイートをしました。

いいねの数をたくさん頂けたので、深掘りしていきます。

理学療法士にとって、養成校時代からずっと隣り合わせにあるといってもいい学問。

それが、解剖学、運動学、生理学。

他にもありますが、中心はこの3つでしょう。

この内容って、全て覚えてますか?

ある程度は覚えているかもしれませんが、

働いていく中で、関わりの少ないところは徐々に忘れていきます。

完璧に覚えておくなど、ほぼ不可能なんです。

理学療法士になって10年目の私が、国家試験を解いてみたら、おそらく悲惨な結果になるでしょう。

学生や新人のほうが、確実に知識があると思います。

しかし、知識があるからといって、良い理学療法が提供できるとは限りません。

例えば、国家試験に受かったばかりの知識豊富な新人と、記憶の薄れた10年目の私で、同じ患者さんに理学療法を提供するとしたら?

おそらく私のほうが患者さんに適した理学療法ができると思います。

知識がないのにもかかわらずです。

知識があるからといって結果が出せるわけではないし、知識がなくても結果は出せます。

これは、経験年数の影響もありますが、

私のほうが、知識を引っ張り出す方法を知っているし、引っ張り出すのが圧倒的に早いからです

必要としている情報がある場所を知っていて、すぐに調べる。

これで十分、理学療法は提供できます。

決して知識が不要という意味ではありません。

知識を引き出すスピードがあれば、覚えておく必要はないということです。

必要なときに、必要な知識を引っ張り出せばいい。

知識を引っ張り出すまでのスピード感さえあれば、記憶しておく必要はない。

覚えておく必要のない知識のために、脳のキャパを使うのはもったいない。

本、書籍、文献、ネット

これらのツールを使えば、情報はすぐに手に入る。

しかし、リハ室や病棟など、患者と11になる場面で分からないことがあっても、記憶している知識だけで対応し、その場で本やスマホを使って調べるセラピストはあまりいないだろう。

リハビリ中に、本やスマホで調べものをしてはいけないのだろうか?

そんなことはない。

分からないのなら、その場で調べればいい。

何でも分かっています!風にその場を取り繕う変にプライドの高いセラピストだっている。

そんなセラピストに比べれば、その場で必死に調べて、すぐに提供できれば、患者にとっても有益に違いない。

とはいえ、知識を記憶しておかないといけない場面も数多くある。

学校の定期試験、国家試験、認定試験などなど。

これらは知識として記憶しておかないとパスできないので、頑張って覚えましょう。